春になると食べたくなる「桜餅」ですが
実は、関東と関西では見た目が全く別物なのをご存知ですか?
3月27日は「さくらの日」とゆうことで、
ちょうどテレビで桜餅の特集をしていたので、まとめてみました!
桜餅は地域で全く違う!?
【関東の桜餅】
関東で馴染みのある桜餅といえば、「クレープ状の生地であんこを包んだ桜餅」です。
そもそも桜餅のはじまりはー
その昔、徳川吉宗のご命令にて隅田川のほとりに桜の木をたくさん植えたところ、桜の葉がたくさん落ちてくるので長命寺の門番さんが悩んでいたそう。
「落ちる前の桜の葉は香りも良く、春を感じさせてくれる。この葉っぱを使って何か作れないか?」と思いついたのが、
塩漬けにした桜の葉で餅を包んだ【桜餅】だったとのことです!
桜餅は、隅田川生まれだったんですね(^ ^)
【関西の桜餅】
関西で桜餅といえば、このつぶつぶ食感の桜餅が主流です。
道明寺粉とゆう、蒸したもち米を保存のために乾燥させて砕いたものを、
豊臣秀吉の時代に兵が竹筒に道明寺粉を入れて持ち歩き、お腹が空いたらこれを舐めたとゆう風潮があり、
その道明寺粉が、いつしか和菓子の素材に変化したそうです。
関西の桜餅は、この道明寺粉を蒸してモチモチにしてあんこを包んだもの!
もともと椿餅が始まりだったそうで、その当時江戸で人気のあった桜餅にあやかって、椿餅を桜の葉で包んだことから関西風桜餅が生まれたそう。
つまり!
関東風の薄皮桜餅がお兄ちゃんで、
関西風のモチモチ桜餅はその少し後でできた弟くんとゆうことだそうです!!
どちらの桜餅も、最初は白色でしたが次第に食紅でピンク色に染めるのが定番になったようです。
【桜餅】関東風と関西風の境界線は?
関東風と関西風の境目はズバリ!静岡県掛川市でした!!
掛川市の和菓子屋さんでは、関西風と関東風の両方を取り揃えているお店が多く、この辺りが境界エリアとの調査結果でした。
面白いことに、山梨県では桜餅として餅皮で包んだ第3の桜餅も登場していました!
さらに!
番組の調査によると、関西風が全国的に多く広まっていることが判明!!
北海道が関西風ってなんだか面白いですよね(^ ^)
桜餅の共通点は?
地域で違いがある桜餅にも、共通点がありました!
それは「葉っぱ」です。
桜餅の葉っぱの産地は、
静岡県の伊豆地方で採れる「オオシマザクラ」の葉っぱで、全国的に桜餅に使用されているそうです。
伊豆オオシマザクラの葉っぱは、塩漬けしたときに一番香りが引き立ち、葉っぱの表面のうぶ毛が少なく、桜餅に最適と。
とゆうことは、
関東風と関西風の両方の桜餅が楽しめて、新鮮な葉っぱが採れる静岡は「桜餅の聖地」かもしれませんね(^ ^)
まとめ
実は私が慣れ親しんだ「桜餅」は、関東風のピンクの薄皮のものでした!
関西に来た時に、スーパーに薄皮桜餅がなく、長年、おかしいな〜?なんで桜の時期なのに桜餅ないんだろう?と疑問に思っていたところ
実は、関西では桜餅の姿形がちがっていたことに気づきました!!
あのつぶつぶしたピンクのやつこそが関西でゆう「桜餅」だったんだ!と知った時はそれはそれは衝撃でした(笑)
そして今日、何気なくテレビを見ていたら、桜餅が関東風と関西風がある!と特集されていたので長年の疑惑がついに確信に変わりました!!(笑)
桜餅自体はそれぞれの地域によって違いますが、お餅を包む葉っぱは全国共通だとゆう事実は、なんだかほっこりしますよね(^ ^)
これから新生活でふるさとを離れる方は、ぜひ新しい地で食文化のちがいを楽しんでみてくださいね!
すぎたま
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